浦賀人が、吉井に棲む。

神奈川県横須賀市!ペリー来航の地より。

左膝外側円板状半月兼損傷について。

ある日から、左の膝に違和感を覚えるようになった。多分、子供を抱えて保育園に急いでいたあの日だったような、それとも、知らず知らず酷使した末の出来事だったのか。

 

とにかく、2年以上、じわじわ増殖する痛みと付き合って来て、今、未だ終結とは言えないが、おおよその目途が立った。んだと思う。ともかく、靴を履くとき痛くない。座ったり立ったりするとき痛くない。これらの事実は、感動そのものである。

 

手術内容は、「左膝外側円板状半月兼損傷」「左膝関節鏡視下手術」だった(手術時の説明・同意書による)。

 

一言でいうなれば、「半月板損傷」ということになるのだろうか。ただし、一口に半月板損傷といっても、色々なパターンがあることが、自分なりに少し調べてみてわかったので、ここに記しておこうと思う。

 

医療のことはど素人なので、少しの語弊は許してほしい。大まかにはあっていると思う。

 

なお、お医者さんから言われた言葉を使うときは『』の中に入れることにした。理由は単純で、何人かのお医者さんに診てもらったが、それぞれ表現が様々で個性的で、印象に残ったからだ。

 

まず、症状名を分解したい。この12文字の漢字には様々なドラマが刻まれている!!

 

「①左膝外側」は、文字の通り、左の膝の外側のことであり、もちろん内側という場合もある。内外ともに、半月板は大腿骨と脛骨(まぁ、膝の上と下って感じでしょうか)の間にあるクッション、安定板といった役割があり、自分がかかったお医者さんには『パッキン』というような表現で説明された。

 

「②円板状半月」は、満月や上弦の月といった、もちろんお月様の種類ではない。半月板は、通常三日月形をしているが、まれに(アジア人で多い説あり)円板のような形でこの世に生れ落ちる場合があり、多くの人は発覚もせず『そのままの形でフィッティングして』生きていく。

 

「③兼」という表現には、当然あなたは円板状の半月板ですよ、それに、といった接続詞の役割が持たされている。この先が重要なのだ。

 

「④損傷」何が悔しいって、言ってみれば「半月」板のくせに「円板」で、しかもそれが損傷しちゃってるなんて、欲張って多めに注文した料理が不味かったみたいな、そんなやっちまった感があり、しかも自分で選んだわけでもないという、そこはかとない虚無感が付きまとうのが、損傷という結論である。

 

その円板にも種類があって、完全に円板なのと、不完全なのとがあり、術後に『不完全のほうだったよ』と言われた。何だよ。円板のくせにしかも不完全なのかよw

 

なんやらディスコイド(違ったらすみませんだけど、多分 incomplete discoid …直訳すると不完全円板状)『っていうんだけどね』と教えてくれた。

 

DLMとも訳されるらしい(discoid lateral meniscus … 円板状 側面 半月板)。

 

 

ふう。

今回は、外側円板状半月兼損傷の概要説明で終わりにしよう(調べ疲れた)。次回は、いよいよ膝の痛みとの戦いや、最終的に手術をしてくれた膝関節を専門とする先生へと至る道程を綴りたいと思う。あくまでも面白おかしく。

 

主な参考文献

成人の膝外側円板状半月に対する鏡視下手術例の検討 _pdf (jst.go.jp)

スポーツ損傷シリーズ  31.円板状半月板 三笠_s31web (jossm.or.jp)

他。